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龍雲寺の歴史

創立

文安元年(1444)年、磐(いわ)城(き)公(こう)の菩提寺龍門寺を本寺にして、聞渓(もんけい)永(えい)牧(ぼく)大和尚(だいおしょう)が開山祖になって創立されました。
後に民部(みんぶ)大輔(だいすけ)磐城由隆が天文十一(1541)年2月9日に死去してその菩提を弔う菩提寺になった時、改めて由隆公開基にして葬っています。
開基の法名は、龍雲寺殿鷹山(ようざん)明俊大居士です。

龍雲寺のあゆみ

安政三(1856)年2月15日に本堂、庫裡等を野火類焼のため消失。
明治十四(1888)年第二十九世大津素梁大和尚の発願により本堂落成。
現在の本堂は、第三十三世無関貞雄大和尚代に檀信徒各位の総意により着手、昭和三十二(1957)年に落成しました。
書院は安政四年の火災の翌年に当時は庫裡として再建されており、160年以上前の建造物となります。

わたしたちの宗旨

宗名曹洞宗(そうとうしゅう)
伝統お釈迦さまより歴代の祖師(そし)がたによって相続されてきた正伝(しょうでん)の仏法(ぶっぽう)
日本開宗今から八百年ほど前、鎌倉時代に高祖(こうそ)道元(どうげん)禅師(ぜんじ)さまが我が国に伝えてゆるぎなき基礎を築かれ、四代目の太祖瑩山(たいそけいざん)禅師(ぜんじ)さまが一層盛んになさいました。このお二方(ふたかた)を両祖(りょうそ)大師(だいし)と申し上げます。
大本山永平寺(えいへいじ / 福井県)・總持寺(そうじじ / 横浜市)
本尊お釈迦さま
お唱え南無釈迦牟尼佛(なむしゃかむにぶつ)
坐禅の実践を通して、身と心を調え思いやりの心をもって日々報恩感謝の日送りを信仰の要とします。

曹洞宗の歴史

曹洞宗とは

今から八百年ほど前の鎌倉時代に、「道元禅師(どうげんぜんじ)」が
正伝の仏法を中国から日本に伝え、「瑩山禅師(けいざんぜんじ)」が全国に広められ、「曹洞宗」の礎を築かれました。
このお二方を両祖と申し上げ、ご本尊「お釈迦さま(釈迦牟尼仏)」とともに、「一仏両祖(いちぶつりょうそ)」として仰ぎます。
ご本山は2つあり、福井県・永平寺と横浜・總持寺です。

曹洞宗の教え

曹洞宗の教えの根幹は坐禅にあります。
曹洞宗の坐禅は「只管打坐(しかんたざ)」、ただひたすら坐るということです。何か他に目的があってそれを達成する手段として坐禅をするのではなく、坐禅をする姿そのものが「仏の姿」であり、悟りの姿なのです。
そして坐ることによって身体を安定させ、心を集中させることで身・息・心の調和をはかります。

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